浅田真央 フランス大会2位
「最後まですべりきることが目標です」
ショートプログラム後のインタビューでの浅田選手の言葉。
解説者も言ってたとおり、きわめてタフな、非常に難易度の高いプログラムに挑戦していたのは、シロウト目にも分かりました。
「最後まですべりきることが目標」の意味は、そういうことだったのか・・・
「オリンピック前の年だからむつかしい技に挑戦する」の言葉も、今日の演技でその意味が理解できた。
もし今回のプログラムを完璧にすべったら、ほんと鳥肌モノでしょうね。
完璧にすべれないことが自分で分かっていた上で、浅田選手は挑戦していたのでしょう・・・、それも見えてしまった。
本当の照準をオリンピックに合わせていることが見えてきた見事な演技でした。
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失敗した部分を考慮に入れても、たぶんひいき目でなく、浅田さんの演技が一番美しかったでしょう。
歴代の日本人の女子フィギュア選手の中でも、もっとも美しい選手に違いない、と今日の演技で感じました。
終盤のステップの流麗さ、片手をあげたジャンプの美しさ、まっすぐ立った姿勢のまま片手でエッジを持ってまわるスピンのリズム感・・・。
なんだかフィギュアスケートの魅力を「初めて」教えられたような今日の演技でした。
タラソワコーチの創意もふんだんに加わっていたのでしょう。安藤美姫のコーチもロシア人のようですが、ロシア人恐るべし。年齢的には、旧ソ連で青春時代を過ごした人たちなのでしょうが・・・チャイコフスキーのバレエ音楽を生んだ国はやはり偉大です。
話をもとに戻すと、ジャンプのミスで1位を逃してしまいましたが・・・
今日のような演技を見せてくれたら、別に優勝しなくてもいいんじゃないか・・・・
15歳の浅田選手は“記録に残る”のアスリートでしたが、今は人々の“記憶に残る”スケーターになっていると言えるんじゃないでしょうか。
